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目上の方が体調を崩してしまった時や、季節の変わり目、

分かれる間際などにたまに耳にする「お体をご自愛くださいませ」という言葉。

 

手紙やメールの文末にも頻繁に見かけることがあります。

丁寧な言葉のように思えますが、実は文法としては誤りのようです。

 

相手に失礼とか、相手の気分を損ねるといった問題ではなく、

日本語として間違っている言葉なのです。

 

さて、どこがどのように違うのか、皆さんは分かりますか?

「お体をご自愛くださいませ」がダメな理由!そもそも「ご自愛」の意味とは?

「ご自愛」の「自」は“体”、

「愛」は“大切”という言葉がそれぞれ込められています。

 

つまり「ご自愛くださいませ」は、

 

  • 「お体を大切にしてください」
  • 「お体に気を付けてください」

 

という意味なので、そこにわざわざ「お体を」を付け加えると意味が重複してしまいます。

 

例えるなら“頭痛が痛い”と同じニュアンスの誤用になってしまいます。

 

きちんと「ご自愛」の意味を理解しておけば間違うことはないので、

いざという時に使わないで済むよう覚えておきましょう(´^ω^`)

 

「ご自愛くださいませ」でも十分OK!

体に気をつけてほしい時は、「ご自愛くださいませ」だけでOKです。

もし何かを付け加えるとしたら、

 

  • 「くれぐれもご自愛ください」
  • 「風邪などひかぬよう、ご自愛ください」

 

だと敬語の要素が高まり、より敬意が感じられます。

 

ちなみに身近な人には親密感を感じさせるには

「ご自愛くださいね」という言葉を、

 

目上の方に対して丁寧さを重視して使うのであれば

「ご自愛くださいませ」という言葉を使い分けると良いと思います(´^ω^`)

 

「ご慈愛ください」はNG?それともOK?

よくメールや手紙で間違いやすい「ご慈愛くださいませ」ですが、

「ご慈愛」は“自分への深い愛情”なので、

 

「あなたの深い愛情を私にください」と全く別の意味になってしまいます。

 

相手に贈る言葉ではなくなってしまうので間違わないよう気をつけてください。

 

基本的に使うのは「ご自愛」であり、

「ご慈愛」はよっぽどでない限り使うことはありません。

 

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