FavoriteLoadingお気に入りに登録

千葉県に登録する現役保育士のうち約2割が退職を考え、

その理由では「給料が安い」が最多だったことが、県の調査でわかりました。

 

一方、保育士資格を持ちながら働いていない

「潜在保育士」のうち約6割が、

 

「条件の改善があれば就業する」と、

保育士として働く意思を持っているそうです。

 

県は処遇改善などで保育士確保

に取り組む方針で動いています。

 

・・・小さな幼子の面倒をみる「保育士」という職業、

実はとてもブラックな環境のようです。

 

 

実際、どのくらい「ブラック」なの?

 

ブラック企業(ブラックきぎょう)とは、

労働条件や就業環境が劣悪で、社員に過重な負担を強いる企業や法人の

ことを指す言葉です。

 

そこから転じて、「従業員やスタッフを休みなく、

馬車馬の如く働かすこと」をブラックと表現したりします。

 

今回は、「保育士」という職業がどのくらい「ブラック」なのか、

調べていきたいと思います。

 

給料が低すぎて食べていけない

 

保育士を辞めたいと思っている人で、一番大きな割合を占めているのが、

「給料が安い」事です。

 

基本保育士の勤務体系は、7:00~19:30の8時間労働とされています。

(もちろんこれは建前で、後程説明します。)

 

短大卒の世紀保育士の初任給は、月15~16万程度です。

手取りではなく、トータルの給料がコレぐらいです。

 

社会人の平均月収入が30万円程なので、約半分です。

なぜこんなにも給料が低いのでしょうか??

 

理由は「国や都道府県から運営費として支給される金額が少ない事」

にあります。

 

昔は、『自分の子供は自分で育てる』といった考え方が多く、

父親が稼ぎに行く間、母親が家と子供を守るという環境が普通でした。

 

なので、知らない誰かに自分の子供を預けるといった風習がなく、

お茶の水女子大学附属幼稚園が設立された際も、

 

 

「幼稚園は子供をただ預かってもらうだけで、教育したり

育ててもらう場所ではない」というイメージがあったのです。

 

そのため、昔の保育の質は低く、当時の保育士に任された役割も、

現在より遥かに少なかったため、給料が安く設定されていました。

 

これが給料が安い原因だとされています。

 

今現在はそんなイメージも払拭され、共働きである家庭においては、

保育円は重要な託児施設として認知されていますが、

 

こういった歴史的背景があったため、

現在でも保育士の給料は低いままです。

 

もっと国が「保育」という分野に力を入れてくれれば、

「激務なのに薄給」という悩ましい状況を打開できます。

 

 

激務すぎる

 

保育士を辞めたいと思う理由の内、

2番目に多い理由が、「激務すぎること」です。
普通の民間企業であれば、タイムカードやタッチ式のカードで

出勤状態を管理しているのですが、

 

ほとんどの保育園では、手書きの出席簿に印鑑を押すような形で、

職員の出勤状況を把握しているそうです。

 

実際、これでちゃんと管理されているかというと、そういうワケではないらしく、

厳密に出勤状況を管理されているところはかなり少ないのです。

 

朝早くからバスで子供を送り迎えし、昼は子供の面倒を見ながら、

事前に計画・企画された催し物を行い、子供たちを喜ばせ、

 

アスレチックでケガをした際は泣きじゃくる子供をなだめ、

喧嘩があれば間に入って子供たちの仲裁をし、

 

延長保育が行われているのであれば夜の8~9時まで

預かることもあるらしく、

 

園児を無事全員帰しても、

明日の保育の準備、書類作業などもありますし、

 

運動会や発表会、お誕生日会などの大きな園行事があれば、

それにも時間を費やさないといけません。

 

運動会であればスケジュールを組んで、

速やかに進行できるように計画しますし、

 

お誕生日会であれば、

飾りつけなどの作業などもあります。

 

最終的には、残業がほぼ毎日のようにあり、

休みは休みでまた別の理由(園の草刈り等)で収集がかかったり、

 

勤務時間中は休憩が全くなく、1人で十数人の園児を

任されることが多く、とても辛い状況に追い込まれている様です。

 

「小さな子供の面倒を見る立派な仕事」と言えば聞こえもイイですし、

子供が好きな人にとっては天職になるかもしれませんが、

 

蓋を開いてみてみればとてもハードで辛い仕事のようです。

 

 

 

スポンサーリンク