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朝鮮の朝鮮中央テレビは3日午後、

「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に完全に成功した」

とする重大報道を発表しました。

 

・・・この、ICBMというミサイルは、

いったいどのようなミサイルなのでしょうか?

 

普通のミサイルとはどのような違いがあるのでしょうか?

そして、「ミサイル」と「ロケット」はどの様な違いがあるのでしょうか?

 

そもそも、「ミサイル」ってなあに?

 

ミサイル(missile)とは、標的に向かって自動で飛んでいくか、

もしくは、遠隔操作されて飛翔していく爆弾・軍事兵器の事をいいます。

 

この「ミサイル」という軍事兵器は多種多様な種類が存在します。

 

 

対戦車ミサイル(ATM)

地上をウロウロしている敵の戦車を撃破するために放たれるミサイル

 

 

対艦弾道ミサイル(SSM)

海の上をウロウロしている敵の船を撃破するために放たれるミサイル

 

地対地ミサイル(SSM)

地上にある標的を撃破する為に地上から放たれるミサイル

 

 

空対地ミサイル(ASM)

地上にある目標を破壊する為に、航空機等を使って空中から放たれるミサイル

 

 

艦対地ミサイル(SSM) 

船から発射して地上の目標を破壊する為に放たれるミサイル

 

 

対レーダーミサイル

敵国のレーダーを破壊する為に放たれるミサイル

 

これらの「ミサイル」という軍事兵器は、

なんらかの軍事目的をもって発射されます。

 

例えば、

  • 自分達にとっての「敵」を直接、ミサイルで爆殺するため
  • 敵の軍事施設を破壊して敵国の軍事力を弱らせるため
  • 敵が自分達に対して撃ってきたミサイルを迎撃するため
  • 自国の軍事力の強さをアピールするため

などがあります。

 

 

すべてに共通しているのが、最終的には「自分達の国を守るため」

という目標を達成するために、ミサイルを使用します。

 

じゃあ、「ロケット」はなんなのでしょうか?

どういった線引きで「ミサイル」と「ロケット」を分けるのでしょうか?

 

じゃあ「ロケット」ってどんなもの?「ミサイル」とどう違うの?

 

「ロケット(rocket)」とは、

自らの質量の一部を後方に射出する事で、

推進力を得て飛翔する装置のことです。

 

もう少し噛み砕いて説明すると、

 

機体の中に入っている燃料をものすごい力で燃焼させて、

その時に生まれた圧力や推進力を利用して空を飛ぶエンジンの事をいいます。

 

ここで、疑問が一つ・・・

「ミサイル」と「ロケット」はどう違うのでしょうか?

 

・・・実は、外見が全く同じで、

明確な定義付けや世界共通の認識、線引きはないとれています。

 

が、そうすると、「え、なにそれ?この記事を閲覧した意味ないじゃん。」

という悲しい結果で終わってしまうので、

 

私の独断と偏見で分けてみました。

 

  • 移動するための「足」
  • 人員を輸送するための「装置」
  • 人工衛星を打ち上げるための「エンジン」

 

など、衛星・観測機・友人宇宙船・人員などを目的地まで運ぶための

「手段」が、ロケット

 

  • 先端に爆弾を積載した「兵器」
  • 敵を迎撃するための「武器」
  • 何かの目標に命中させるための「飛び道具」

 

つまり、軍事的・国家防衛的な目標・目的を満たすための

「手段」ミサイル

 

移動、輸送の為に使う・・・ロケット

 

軍事・防衛の為に使う・・・ミサイル

 

だと、思います。

これはあくまでも私一個人の考えなので、

 

「いや、こうじゃないの?」と疑問を感じた方は、

お問い合わせフォームの方から連絡をくれると助かります<(_ _)>

 

 

では、ICBMというミサイルはどんな特徴を持った軍事兵器なのでしょうか?

普通のミサイルとどう違って、何が優れているのでしょうか?

 

 

ICBMってどんな特徴を持ったミサイルなの?

 

ICBM( 大陸間弾道弾ミサイル)とは、

有効射程がとても長距離で、

大洋に隔てられた距離大陸間を飛翔できるミサイルの事を言います。

 

カンタンに言うと、

今までのミサイルと比べ、

有効射程が長く、高いところまで上がって落下するミサイルの事です。

 

普通のミサイルは、飛行機のように水平飛行で目標にまっすぐ飛んでいきます。

燃費が良く、超低空で尚且つ低速で飛んでいくので、レーダーに引っ掛かりにくいです。

 

つまり、探知しずらく見つけにくいのが特徴です。

その反面、ICBMと比べ飛距離が短く、速度が遅いので迎撃されやすいです。

 

長所

  • 燃費が良い
  • 敵に見つかりにくい

 

短所

  • 飛距離が短い
  • 速度が遅い分、迎撃されやすい

 

ICBMは遥か上空の大気圏外に打ち上げられた後、

放物線を描くように落下していくのが特徴です。

 

この時、遥か上空から「落下」するように飛んでくるので、普通のミサイルとは違い、

かなり早い速度で敵に向かっていくため、迎撃されにくいとされています。

 

反面、大気圏まで上昇するので、敵国のレーダーに映りやすいのです。

 

長所

  • ものすごい速度で飛んでいくため迎撃されにくい
  • 射程距離がとても長い

 

短所

  • 普通のミサイルよりお金がかかる
  • レーダーに映りやすいのでその意図が早い段階でバレてしまう(敵国に対処する猶予を与えてしまう)

 

という特徴があります。

 

また、戦略兵器制限条約(SALT)によれば、このように線引きされているそうです。

 

 

「有効射程がアメリカ合衆国本土の北東国境と、ソ連本土の

北西国境を結ぶ最短距離である5,500km以上のミサイル」

 

 

 

なので、

 

射程距離が5500km以上であれば、ICBMと定義できる

射程距離が5500km以下であれば、ICBMと定義できない

 

という事になります。

 

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