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トルコ・イスタンブールのナイトクラブで起きた銃乱射事件で、「”イスラム国”の英雄が十字軍の喜びを悲しみに変えた」とイスラム国が犯行声明をメディアに流したとの事です。

ずっと前、日本人ジャーナリストを殺害したことで、ここ日本にも広く浸透・認知されてきたこの、「イスラム国」という組織はいったいどのような考え、目的をもって活動しているグループなのでしょうか??

 

イスラム国 通称、ISIL

(Islamic State in Iraq and the Levant・・イラク・レバントのイスラム国)

 

アブー・バクル・アル=バグダーディーというカリフ(イスラム系国家の”最高権威者の称号)を指導者とする、

 

 

「イスラム圏を一つにして、イスラム法にのっとった国家を樹立する

 

という目的をもって活動しているイスラム過激派組織で、

 

他の過激派組織とはケタ違いの”残虐さ”で問題視されています。

 

「アッラーアクバル!! (アッラーは偉大なり!!)」

 

と叫びながら、

 

 

斬首・四肢切断・火あぶり・銃殺・刺殺・爆殺・車両による

引きずり回し、轢殺・高所からの突き落とし・強姦殺人・溺殺・自爆・撲殺・・・・

 

上げだしたらキリがない程のありとあらゆる拷問・殺害方法をもって、

 

人をできるだけ苦しめた上で死に至らしめ、

 

その一部始終をカメラで撮影し、シネマチックに、エンターテインメント風に編集を施してからSNS、動画投稿サイトに拡散することで、

 

自分たちを世間にアピールしつつ、プロパガンダ(・・・自分たちの思想・行動を世の中に宣伝することで、「キミも一緒に戦おうよ!」と勧誘する行為の事)として利用しています。

 

「ここまでする必要があるのか??」と思うほど、

想像を絶する、信じられない残虐行為を繰り返しているのです。

 

 

しかも、標的は敵や捕虜だけではありません。

 

自分たちの領域に住んでいる全く関係ない一般市民に対しても「イスラム国」の慣習やルールを強要し、守らなければ、見せしめに首を切り落としたり手足を切断したりという様な公開処刑をするため、

 

自分たちの身内でさえも恐怖に陥れ支配しています。

 

 

こうした乱暴狼藉もあってか、「イスラム教」という宗教が世界中で偏見を持たれてしまい、

 

善良なイスラム教徒が勘違いによる根も葉もない非難やとばっちりなどの風評被害を喰らったりもしました。

 

 

本来、イスラム教は争いを好まず、平和を切に願うとてもピースフルな宗教です。

 

 

”コーラン”(もしくはクルアーン)というものをご存知でしょうか??

 

これは、イスラム教の神様”アッラー”の言葉、「どう生きるべきか?」という戒律(人として良い行いをし、幸せに生きるために守るべきルール)が記された聖典のことで

 

・両親に感謝しようね!

・人を殺しちゃダメだよ!

・貧しい思いをしている人がいたら、食べ物を分け与えてあげてね!

 

と書いてある通り、イスラム教徒である以上、無益な殺生は好まない筈です。

 

 

うろ覚えではありますが、

昔のバラエティー番組「電波少年」で、猿岩石時代のお笑い芸人、有吉弘行氏(ありよし ひろいき)が

 

”物乞いをしながら諸国を放浪し、世界一周を成し遂げる”という大胆な企画に参加していて、

 

イギリスなどのヨーロッパ圏では、そのボロボロの身なりから、通報され警察沙汰になっていましたが、

 

イスラム教が根付いている中東などの地域では、みんなが心配してくれて、ホームレスでさえ何かくれたりととても親切に接しているのを思い出しました。

 

それほどイスラム教は「人のために良い行いを」という考えを強く持っています。

 

それなのになぜイスラム国のような過激な集団が生まれたのでしょうか?

 

 

 

コーランの中にはこんなことも記されてあります。

 

「あなたがたがこの教えを守るのを邪魔する、もしくは戦いを挑んでくる者がいるのであればそれに応えて戦っても大丈夫だよ!」

 

「けど、侵略的だったり、道理的にいけないような戦い方はしたらダメだからね!」

 

俗にいう”聖戦(ジハード)”というものです。

 

 

もともとは「イスラム教を迫害したり虐げたりする異教徒に対して真っ当な手段で抵抗してもいい」

 

という意味なのですが、

 

それを自分たちの都合のいいように解釈し、ジハードという大義名分の名のもとに過激な行動にでる不届きな輩がいるのです。

 

それがイスラム国などの過激派と呼ばれるグループなのです。

 

 

こういったニュースを聞くたびに、

 

「いっそ宗教ないほうが争い起こらないんじゃないの?」

 

と思ったりもしましたが、今は違います。

 

宗教であるかどうかは関係なく、

 

一部の悪しき人間たちが自分たちの目的を達成するために、

扇動・利用ができるグループ・組織・宗教団体・会社・国があればそれで良く、

 

イスラム教が格好の的にされてしまっただけの話でした

 

これを読まれて、イスラム教に対してのイメージが多少なりとも改善された方がいれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

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