お酒でストレス解消はダメ!嫌な記憶を忘れるのに効果的な1つの行動

2019年6月20日

 

皆さん、「やけ酒」する事はありますか?

辛い事があったら、お酒の力を借りて嫌な事を流そうとする人を

よく見かけるのですが、あれは逆効果です。

 

今回はその理由と、どうすればいいのかを少し綴っていきたいと思います☆

 

[ad#ad-2]

 

なんで、酒を飲んで嫌な事を忘れようとするのがダメなの?

 

アルコールは記憶力を低下させる事が知られていますが、

嫌な出来事があった後にお酒を飲んでしまうと、

その「嫌な記憶」が強められてしまう事を、

 

2008年2月に東京大学の松本則夫教授(薬理学)らが、

ネズミを使った研究で証明したそうです。

 

ラットの恐怖実験

 

ネズミ実験

出典:東京大学

松本教授たち研究チームは、まず最初に、ラット(ねずみ)に

対して軽い電気ショックを与えて、恐怖を刷り込みました。

 

すると、ラットは恐怖によって動けなくなってしまい、

籠の中入れられた時も体を丸めてしまいました。

 

その後、実験体であるラットの半分は、生理食塩水を、

もう半分にはエタノールを注入したのです。

 

すると、このような結果がでました。

 

 

生理食塩水を注入したラット・・・数日で恐怖から立ち直る。

 

エタノールを注入したラット・・・平均で2週間は恐怖で動けなかった。

 

 

そうです。普段私たちが美味い!と口にしているそのアルコールは、

嫌な記憶をさらに深く刷り込んでいく手助けをしてしまっているのです。

 

 

この研究結果から、松本教授はこう語りました。

 

「もし、辛い事があったら、

酒を飲まずに嫌な記憶の上に楽しい記憶を上書きするのが一番です。」

 

出典:JCASTニュース

 

また、同じような研究を、

2011年3月に米テキサス大学のアルコール依存症研究施設

に勤務する森川均教授(神経生物学)も発表しています。

 

施設の患者たちを対象に調査した結果、

エタノールは一緒に酒を飲んだ相手、場所、雰囲気など記憶の断片

を一時的に失わせる働きがあるものの、

 

脳の情報伝達回路のシナプスを活性化させており、

潜在意識の中に記憶をはっきり焼き付けていることがわかったそうです。

依存症の患者たちは、その記憶を呼び覚ましたいためにますますアルコールに溺れるのです。

 

 

・・・つまり、本当に「嫌な記憶」を取り除きたいのであれば、

酒の力を借りたら逆効果になってしまいます。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

[ad#ad-2]

 

酒以外で嫌な記憶を消す方法は?

 

既に上に答えが書かれていますが、

酒を飲んで忘れようとするのではなく、

 

楽しい思い出で上書きしたほうが、

効率よく嫌な記憶を消し去る事ができます。

 

でも、楽しい思い出ってそうそう作れるモンじゃないですよね。。。笑

 

 

そこで、「嫌な記憶」を打ち消すために非常に効果的な行動を離したいと思います。

 

それは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

笑うことです。

 

 

口角を上げて思い切り笑いましょう!

「笑う門には福来る」ということわざが存在しますが、

科学的な根拠があることが証明されています。

 

ネズミ実験

 

東京家政大学の大西教授らは、

ラットに毎日笑いの刺激を与える「笑うラット」の実験で、

継続的な笑いの効果を調べてみました。

 

「えっ、ラット(ネズミ)が笑うの!?」とまずは驚かされるますが、

実験はこんな風に行われたそうです。

 

生まれて間もないラットを母親や兄弟から引き離して1匹だけで飼育すると、

ラットはストレスに対して非常に敏感になります。

 

その“孤独ラット”を2つのグループに分け、

一方はそのまま飼育し、もう一方には毎日5分間、

お腹をこちょこちょする「くすぐり刺激」を2週間与えるのです。

 

ストレス軽減

 ラットはくすぐられると、ある周波数の鳴き声を発します。

これは兄弟たちとじゃれ合って遊んでいるときに発する鳴き声と同じなのだといいます。

 

 

つまり、その声は楽しさやうれしさといった“快”の感情を表す「笑い声」であり、

それを発するとき、ラットは「笑っている」と判断できます。

 

電流

 2週間後、ラットには気の毒ですが、恐怖心を植え付けるための実験を行います。

ある音が鳴ると、床に電気が走って「痛い!」と感じるのです。

するとラットは音が鳴っただけで、恐怖を覚え、すくんでしまうようになります。

 

 

ところが、くすぐり刺激を継続的に与えられたラットは、そうでないラットに比べ、

音が鳴っても恐怖ですくむ回数が明らかに少なかったというのです。

 

 「毎日継続的に笑っていたことで、恐怖の記憶が薄らぎ、

ストレス反応が緩和されたと考えられます。

私たち人間もこのラットのように、

笑いにつながる“快“の感情を日々重ねていくことで、

ストレスをうまく乗り切ったり、

心の傷を癒やしたりすることができるようになるかもしれない。

日ごろからよく笑うことで、そんな効果を期待できるかもしれません」(大西氏)