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宮崎県高千穂市(みやざきけん たかちほし)には、「あまてらす鉄道」というローカル線

(閑散地区など、あまり活発に行き交いがなされていない鉄道路線の事)があります。

 

昔、悲しい出来事があって廃線になったのですが、「あるもの」を使う事で、

見事に復活を遂げたというのです。その「あるもの」とは、軽トラ列車でした。

 

軽トラ列車ってなんだい

 

普通の軽トラックの下半分だけを、線路の上を走れるように改造し、

外見を観光客むけに地元チックなデザインを施した上で、

乗客が安全に乗れるよう席と握り棒を設けた乗り物の事です。

 

この軽トラ列車、名前を「雲海号」と「天空号」という連結車両で、

東洋一の高さと呼ばれた高千穂橋梁(105m)を折り返し地点として通過し、

片道4km、往復で約30分間のコースを走ります。

 

眺めは絶景らしく、年間2万5千人が訪れているそうです。

 

今でこそ繁盛していて、地元の活性化に一役買っていますが、

 

昔はある出来事によって一時期廃線になるという災難に見舞われたそうです。

 

 

なにがあったんだい??

実はこの高千穂市、2005年に九州地方を襲った台風14号(Nabi、ナービー)によって

甚大な被害を受けました。

 

広い暴風域を維持した状態でなおかつ遅い速度で侵攻していったため、

五ヶ瀬川(ごがせがわ 宮崎県北部を流れる川)に架かっていた2つの鉄橋が崩落してしまい、

 

 

一部の線路が廃線となってしまいました。

その後、利用客減少なども重なって、経営難に陥り、

 

3年後の2008年12月で全線が廃線となってしまいました。

 

 

廃線になったことで、錆びた線路がポツンと残されるだけとなってしまったそうです。

 

 

この状況を見かねた地元住民たちが、

 

「この残った線路をなんとかして、いい使い道はないものか??」

 

と考えたところ、

 

「そうだ!! この線路を観光資源として生かしていこう!!

この高千穂線を観光の目玉になるような存在に育て上げよう!!」

 

となったらしいです。

 

そこで、2006年に「高千穂鉄道株式会社」という運営会社を設立されました。

 

最初は動力なしの手押しトロッコからスタートしていたそうなのですが、

1年に100人程度しか来ないという塩っ辛い結果ばかりで辛い日々が続いたそうです。

 

その後、試行錯誤を重ね、50ccエンジンを搭載した「軽トラ列車」が本格的に運行されました。

 

これが観光客にウケて、利用客は年間100人から、1万人越えの快挙を成し遂げ、

 

2013年から黒字経営となりました。

 

 

そして、3月中旬には30人乗りの新型車両を導入するらしいです。

 

 

こうした地元住人の「なんとかしたい」という熱いパッションが見事に成就するのは

見ていて気持ちがいいです(´^ω^`)

 

もし、宮崎県に仕事または旅行で訪れた際には、

利用されてみては♪

AZARASSY

ちなみに、

大人(高校生以上) 1,300円
子ども(小中学生) 800円
未就学児(1歳以上) 400円
入場料(100円)込み らしいですよ!

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