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猫が多い港町として知られる、

景勝地・鞆の浦(広島県福山市)で、

 

原則使用が禁止されている、鉄製の罠「トラバサミ」に

脚を挟まれる猫の被害が相次いでいるそうです。

何があったの??

 

地元で猫の保護活動を進める女性によると、

4月上旬、猫が多く集まる寺の近くにある男性方の敷地内で、

 

左前脚をトラバサミに挟まれた猫1匹が見つかり、

左前脚を切断する大けがをしたそうです。

 

福山市動物愛護センターなどによると、

昨年5月にも同じ場所で脚を挟まれた猫1匹が見つかり、

 

保護した後に死んでしまったそうで、
この「トラバサミ」でけがをした猫は、

少なくとも4匹いるとのことです。

「トラバサミ」ってなんだ?

 

「トラバサミ」とは、狩猟の際につかう罠の一つで、

ベアートラップ・レッグホールドトラップとも呼ばれています。

 

この罠は、中央の板がスイッチになっており、

その上を動物や人間が通ると、安全ピンが外れ、

 

バネの力によって、勢い良く金属板が

足を挟みこむ仕掛けになっています。

 

 

日本の民話「鶴の恩返し」で、作中に出てくる

鶴が引っかかってしまったあの罠がまさに「トラバサミ」です。

 

この罠は、掛かった獲物が長時間苦痛を与えてしまう事や、

たまたまその場にいた人間が誤って踏んでしまい大ケガしてしまうことから、

 

「残酷で野蛮で非人道的な道具」

として使用に対する批判が上がりました。

 

そんなこともあってか2007年以降、

鳥獣保護法で狩猟での使用が禁止されます。

 

ただ、有害鳥獣の捕獲に限り、

自治体の許可があれば使用が可能で、

 

ネズミやモグラの捕獲目的で、農業者が自ら管理

する畑に設置する例などは法規制の対象外とされます。

 

そんな危険な狩猟器具である「トラバサミ」を使い

猫に大けがを負わせたとして、

 

広島県福島市の男性が

やり玉に挙げられています。

 

 

男性の主張は

 

 

 

仕掛けた男性は、

 

「自宅敷地内での害獣駆除目的で、

法律違反には当たらない」

 

と主張。

 

自宅付近のネズミを駆除するのが目的で、

猫を狙ったワケではなく、

 

今回の事については自分からしても

不本意なものだったとコメントしています。

 

その一方で男性は普段、ネコの糞尿や鳴き声に悩まされて

猫除け用の超音波発生器を置いているそうです。

 

「敷地に入ってきた猫がトラバサミに掛かっても

私に責任はない」としています。

 

これに対し、福島市は、

 

「鳥獣保護法の趣旨に反するが、

私有地なので強制撤去は難しい」

 

として、難色を示しています。
県警は、鳥獣保護法違反の疑い

もあるとみて慎重に調べています。

 

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