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安倍総理大臣がアメリカ、南米の歴訪を終えて日本に帰国しました。

安倍総理大臣は記者会見で、「アメリカ抜きでのTPPは意味をなさない」と心境をあらわにしました。

今出てきた「TPP」という言葉、、、いったい何なのでしょうか???

TPPとは、環太平洋パートナーシップ(Trans-Pacific Partnership)の略で、

日本での正式名称は「環太平洋経済連携協定」です。

簡単に言うと、、、

「この協定に加盟した国は無駄な関税をなくして、お互いの国の人々や、モノだったり、サービスの出入りをやりやすくしようね!」

というものです。

もし、TPPに加盟していると、、

・外国から入ってきたモノ(お肉、野菜、フルーツ)なんかが今までより安くなるから、サイフにやさしいよ!

・関税がなくなった分、日本で作られた工業製品が売れるようになるよ!そうすると、工業製品が売れるようになるから、日本でも仕事が増えて経済が活発になるね!!

というようなメリットが生まれます。

ですが、デメリットもあります。

どういうモノかというと、メリットで上げた、

・外国から入ってきたモノ(お肉、野菜、フルーツ)なんかが今までより安くなるから、サイフにやさしいよ!

この項目がデメリットを生みます。

・・・え?安くなるんだったら良くない??

と思うかもしれませんが、これで被害をこうむる人達がいます。。。

日本の農家の方々です。

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今現在、日本の農家の方々が生き残っていられるのは、「関税」があるからです。

外国の輸入品に関税を課せることで、日本農家が作った製品のほうが安くなる様に設定しています。

例えば、、、

日本の農家「私たちの国はとても土地が狭くて、なおかつ山が多いからなぁ・・・

ほんとはもっと安く売ったほうが売れるんだろうけど、これ以上安くしたら、利益がでないからなぁ・・・

とりあえず、このお米を100円で売ろう!」

アメリカの農家「私たちの国はとっても広くて大規模な農業ができるから、ある程度安く売っても利益が出る         よ!このお米を70円で売ろう!」

でも、アメリカのお米は外国産の輸入製品なので、50円関税がかかってしまいました。

スーパーで並べられたころには、

日本のお米100円 アメリカのお米120円

「あ、日本のお米のほうが安いな!!こっち買おう!!」

となります。

ですが、TPPに参加して、関税がかからなくなるとどうなるでしょうか???

日本のお米100円   アメリカのお米70円

「あれ?アメリカのお米のほうが安いな・・・こっち買うか」

となるのです。

そうすると、日本のお米が売れなくなって、日本のお米農家が撤退してしまいます。。

日本という国の地理的な特徴上、日本の農家がまっとうに外国の農家と競争しようとすると、

日本の農家は圧倒的に不利な条件で戦わなければいけません。

そこで、関税というハンデキャップを外国に課していることで日本の農家は商売として成り立っています。

もし関税が撤廃されてしまったら、日本の農家はひとたまりもありません。

そして、もし日本の農家が撤退してしまったらどのような不都合が生じるのでしょうか??

今まで農地だった場所は農家がいなくなることで荒れ果てた不毛の土地になります。

今までのとても綺麗な田園風景なんかはなくなって、いざ作物を作ろう!

となってもすぐに作れるような状態ではなくなっています。

そして、田畑は洪水防止や地下水の供給や土砂崩れ防止なんかも一役買っていました。

もし田畑がなくなってしまったらこれらの問題はまた別でお金を使って改善しないといけなくなります、

特に一番の問題点が今までの農家が頑張って作り上げてきた「伝統文化」というモノもなくなる可能性が高くなります。

 

自分たちが一生懸命作り上げてきた結果が今後少しずつ無くなっていったら、先人の農家の方々はどう思うでしょうか?

こういったデメリットも生まれてくるので、いいことばかりではありません。

現在、アメリカ時期大統領のトランプ氏がTPP離脱の考えを表明しているので今後の動向に注目したいです。

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