ヴェブレン効果

 

こんにちは。なかです。

 

今回は、マーケティングにしばしば

応用される、“ウェブレン効果”について

説明していきたいと思います。

 

“ヴェブレン効果”ってなんだ?

 

ヴェブレン効果(Veblen effect)
通常、需要は価格の上昇に伴って減少するが、
顕示的消費などの場合、価格が上昇すると需要が増加すること。

 

 

“ヴェブレン効果”とは、

行動心理学の一つで、

 

特に性能や品質についてよくわかっていない

商品でも、値段が高いというだけでイイ商品

だと錯覚してしまう心理効果の事を言います。

 

モノ自体の機能性や利便性ではなく、

「その商品事態が高価である」事を理由に、

買ってしまう心理の事です。

 

ヴェブレン効果のライベンシュタイン

 

ウクライナで生を授かり、

渡米したのちに理論経済学者になった

ハーヴェイ・ライベンシュタイン(Harvey Leibenstein)が、

自信の論文で提唱した理論です。

 

 

本来であれば、安ければ安いほど、

買う人が増える傾向がありますが、

 

逆に、その商品の値段が高くても

売れるパターンが存在するのです。

 

ある、一定の条件を満たす事で、

本来であれば、安くした方が売れるモノが、

 

逆に高くした方が売れる!

という事が起こります。

 

では、いったいどんな条件を満たしてしまえば、

高く売れる確率が高まるのでしょうか?

 

ヴェブレン効果が効率よく発揮される条件について

 

  • 反感を買わないレベルの高級感や品質がある事
  • ブランドが世の中に広く認知されている事
  • 買う相手が“自慢したい!”という欲求を抱いている事

 

これ等の条件を満たすと、ヴェブレン効果

を効率よく生かす事ができます。

 

いかにそのポイントを説明していきます。

 

反感を買わないレベルの高級感や品質がある事

高品質なヴェブレン効果

 

まず、大前提として、商品自体が、

ある程度値段的に高くても納得できる

レベルの品質が伴っていないといけません。

 

その商品がただバカ高いだけで、

  • すぐ壊れる
  • 長持ちしない
  • 便利でない
  • 燃費が悪い
  • 量が少ない
  • さして美味しくない

 

・・・などのマイナス感情が生まれるような

低品質だった場合は、

 

ただのインチキ商品として

反感を買うだけです。

 

基本的に買いに来た相手は、

「安い物より、高価な商品の方が質は確かなハズだ。」

と思っているため、

 

その商品の値段が高かった場合、

安心して買ってくれることもありますが、

 

あまりにも値段とかけ離れたような

ダメ商品だった場合、当然、不満しか湧きあがらないため、

 

最終的に悪い評判が業界に浸透して、

商売として成り立たなくなってしまう恐れがあります。

 

世の中に広く認知されている事。

ヴェブレン効果でブランド品

 

また、だれもが知っているような

有名なブランドであるかどうか?

というブランディングも重要なポイントになります。

 

あまり耳にしたことが無いような

メジャーでない会社のモノよりも、

 

誰もが耳にしたことがある、誰もが目にした

事がある、というような有名なブランドの方が、

知名度が高い分、胸を張れるからです。

 

買う相手が“自慢したい!”という欲求を抱いている事

ヴェブレン効果を効果的に発揮したいのであれば、

相手が抱いている、

 

  • “格好良く見せたい”
  • “誇りたい”
  • “見せびらかしたい”

 

というような、他人からよく思われたい!

という“見栄”を上手く使う必要があります。

 

 

 

 

ブランド品などがイイ例です。

 

 

 

ブランド品を例に挙げてみます。

5000円のバッグと50万円のブランド品のバッグがあったとします。

 

外見が全く同じで、機能性に変わりが無くとも、

50万円のブランド品の方は、

 

「50万円もする高価なブランドバッグ」

というだけで価値を帯びるのです。

 

ここでポイントがあって、

 

  • 50万円もするという高価格である事
  • 世の中に浸透している“ブランド”である事
  • 相手が“誰かに自慢したい!”という欲求を抱いている事

 

の3つがポイントとして抑えられています。

 

“ブランド”というモノは、

ある程度世の中に認知されているからこそ

価値を帯びるのであって、

 

特に、有名で無いメーカーだった場合、

ただ単に高価格にしただけで売れません。

 

逆に、この50万円のブランド品のバッグが

5000円に値下がりしてしまった場合、

ブランドイメージも同じように損なわれてしまいます。

 

その結果、価値が下がってしまい、

値段も同じように下がってしまうのです。

 

高級ブランド品のバッグだと、

値段が高ければ高いほど、誰かに見せびらかしたい!

 

誰かに自慢したい!という心理が働くのですが、

値段が下がってしまった場合、

 

ブランドそのものの価値が下がったように感じてしまうため、

その時点で、誰かに見せびらかせて自慢できる程の

価値が無くなってしまうのです。

 

 

最後に

 

つまり、必ずしも値段が高いからといって高品質か?

というと、そうではなく、

 

 

どちらかというと、

ご祝儀価格で買わそうとするパターンも存在するのです。

 

逆に、アナタが何かしらのサービスやモノを

売る際は、

 

本当に質やクオリティに関して

胸を張って自信があるものであれば、

 

ある程度高い値段で売り出しても、

相手は満足して買う可能性があるという事です。

 

それを今後の活動に生かしてもらえたらと思います。